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錆箔 Wall


切り絵の背景に独自の錆箔技法を用いた、経年劣化風の味わいの背景に切り絵作品を表現しています。

例えば箔で侘び寂び、経年劣化風を表現するときに、銀箔を硫黄で燻す技法が古くから用いられてきましたが、

銀箔をあえて燻すような表現は、侘び寂びを重んじる日本特有のもの。

 

切り絵作家タンタンの表現では、独自のやり方で自然の流れで浮き出るひびや掠れ等を生かして古びた美しさを表現しています。

この表現は、錆箔アートとして切り絵とはまた別の美を追求することが出来、そのスタイルを確立しつつあります。

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色銀箔 33.3cm x 33.3cm

 

顔料で着色された色銀箔色銀箔は、銀箔に顔料や染料で着色した日本特有の伝統工芸素材です。日本の美意識に合わせた色彩と輝きが特徴で、着色技法は日本独自に進化。現代では工芸からアートまで幅広く活用され、日本特有の美を体現しています。

この色銀箔が、一部の顔料が手に入らなくなり、特に、日本の色と言われるような豊かな深い色の箔の生産ができなくなり、廃盤を余儀なくされている色味の箔があります。

 

この青の銀箔は、私が青系の銀箔で特に愛した色味の一つですが、2021 年には箔製造会社が廃盤を決定。最後の数百枚で仕上げる幻の色銀箔の作品です。色銀箔は日本の色を豊かに表現できる素材。この箔素材や技術が失われていくことを多くの人に知っていただけたらと思います。

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銀箔 色銀箔 33.3cm x 33.3cm

何層かのレイヤーで異なる色を載せることで、絵の具では出すことのできない色味のコントラストが生まれます。これは、独自の錆箔技法ならではの表現です。

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金箔・プラチナ箔 5cm x 5cm

昨今の金箔は、金の高騰と並行して年々素材の価格も高騰しています。特に 2020 年から 2025 年までの高騰は著しく、2025 年に入ってからはさらに急激に高騰し続けています。の状況が続けば、金箔を扱う多くの職人技にも多大な影響が及びます。金の高騰の背景には、守られていくべき技術があります。

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友禅箔 10cm x 10cm 各種

友禅箔は、友禅染めに着想を得た日本の伝統工芸素材で、金箔や銀箔に色彩や模様を施したもの。江戸時代、宮崎友禅斎による友禅染めの技法を基に、着物や漆器、屏風などの装飾に用いられました。京都や金沢の箔職人が、顔料や染料で花鳥風月などの繊細な模様を箔に施し、独特の輝きと日本の美意識が表現されています。日本特有の工芸として発展し、箔自体に複雑な模様や色彩を施す他国には見られない箔素材です。

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