タンタン

切絵作家・デザイナー タンタン

Story of Creation

 

子供の頃、フランス料理屋を営みながら古美術商としての仕事をしていた祖父のギャラリーで、沢山の古美術品を見て育ちました。

祖父の古美術品は中近東文化のオリエント考古美術品を中心として数百年~数千年前のものまであり、

そうした古代美術品のスケッチを重ね、大昔の人たちが「生き抜くため」に残したもののなかから、

「時の流れ」という、人の手では生み出すことのできない普遍的な美学や哲学を学びました。

 

その中で、切り絵の性質と組み合わせ、和っぽいけれどヨーロピアンな、

モダンだけれど古代遺跡から発掘されたような美術品のイメージを目指して日々創作に営んでおり、

それが今の作風であるオリエンタルモダンの世界を作っています。

 

そこに漆や金箔等日本本来の伝統工芸技術を加えることで、金箔と漆の独特な風合いで、

数千年前の王朝の墓から発掘され、朽ちていく最中で出来たひびやかすれ等を表現し、

オリエント美術がおりなす普遍的な美しさや、アンティークの味わいを作品に取り入れています。

金箔や金箔等をあしらわれたものは、とても長持ちで、その歴史を感じさせます。

それらを扱うことは、紙でありながら、この先どれだけ長い年月形を残せていけるか、

という作家としての挑戦でもあります。

 

美に焦がれ、光と陰を経験しながら、ようやく掴み取る一筋の光の瞬きにこそ、本物の美は宿る。

そんな美しさを皆様の元に届けて行ければと思います。

主な活動

祖父の中近東文化を中心とした古美術品から大きな影響を受け、

幼少よりイラストに取り組む。中学の頃には切絵制作を開始し、

以来オリエンタルエレガンスとモダンな作風で、全ての線が繊細かつ

印象的に繋っていることの美しさを追求。アメリカ留学中、切絵が

言葉の垣根を越える事に気がつき、切り絵制作がライフワークとなる。

現在は切絵の可能性を広げる活動をしつつ、日本の伝統工芸の魅力を

生かしたトラディショナルモダンの世界に取り組んでいる。

 

略歴 / 東洋英和女学院卒業後アメリカ留学 / 株式会社SLD元監査役員 

出版歴 / 切り絵工房「鳥・花編」高橋書店より出版

築地本願寺出版社より「華葩しおり」発行 

​2019年Whos next パリにて出展

受賞歴 / New York Art Directors Club入選

minne×human academy Crystal Decoration 大賞部門賞受賞

公益社団法人日本図案協会主催「日図展」入選

京都デザイン協会主催「京都デザイン賞」入選

 

デザイン / ファッションブランドcantwo洋服・プレミアムグッズテキスタイルデザイン / 学校法人東洋英和女学院クリスマスカード / 

ILLUMS gift shop antina ギフトセット / 少年社中公演「slow」宣伝美術 / 東洋英和女学院中高等部「大島花子チャリティーコンサート」宣伝美術 / 

木下牧子 音楽と朗読の世界〜芥川龍之介「蜘蛛の糸」宣伝美術 / CARRY SAKASA プロダクト切絵デザイン 販売元 Inter Bussines Bridge

クリロン化成株式会社製造 防臭袋 [BOS] パッケージデザイン

 他プロダクトデザイン多数

出品・出展歴 / 六本木ヒルズ森ビル美術館フリー マーケット /プランタン銀座猫展 / ギャラリー銀座個展

新宿ルミネ2 / 千葉パルコ / うおがし銘茶築地新店Space「会」/ 広尾プラザ / 東急ハンズギャラリー

新宿高島屋 / 大阪高島屋 / 西宮阪急 / GEISAI東京国際フォーラム / HJF東京ビッグサイト / 渋谷ヒカリエPLUGIN

New York Manhattan Nolita店舗 / 大宮エキュート / 京急上大岡店 / 東京ビックサイト 国際宝飾展 (株)エクセレントジェムブース内

東洋英和女学院高等部楓​祭バザー / 東洋英和女学院大学キャンパス楓祭

2019/9/6〜9/9 フランス パリ ポルト・ド・ヴェルサイユ展示センター​ファッション系産業展「Who's Next」出展

​2020/9/6ー9/10フランス パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場ライフスタイル系産業展「メゾン・エ・オブジェ」グループ出展

 

 

講師・教材提供 / バンタンデザイン研究所 色彩・発想デザイン元講師

ホンダ技研工業、セコムホームライフ等企業のイベントにてワークショップ

資生堂新商品販売促進企画、横浜英和小学校等にて切絵教材資料提供

東洋英和女学院小学部、黒須田小学校、下野庭小学校等にて切絵教室

 

取材歴 / インファス出版STUDIOVOICE「東京ランデブー」

TBS「知っとこ!」/ 朝日新聞 / 産経新聞 / マガジンハウス出版MUTTS

MXTV「東京モノモース」/ TVK「ハマランチョ」 

関西テレビ朝日ミニドキュメンタリー番組「街角の君達」他

ステージアート / 日韓国交回復50周年記念、日本大使館・国際交流基金後援ミュージカル・コンサートイベント「Scrooge」にて会場デコレーション・舞台美術・銀座十字屋クリスマスコンサート会場デコレーション

よみうり大手町ホール クリスマスの贈り物 鈴木優人プロデュース バロック音楽とともに ホール・ステージディスプレイ  他


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切り絵デザイナー が織りなす、

新しいファッションの世界

高校卒業後アメリカに留学し様々な文化の影響を受け、

それに触発されて帰国後に切り絵デザイナーとして制作活動をスタートさせたタンタン氏。

特に中近東文化を中心とした古代美術品から大きな影響を受け、

オリエンタルエレガンスとモダンな作風を主流としている。

ここ数年、 切り絵デザインをファッションに落とし込んだ作品として

ジュエリーの制作をスタートさせ、 軽やかなつけ心地で水に強く、

丈夫な素材で出来ている紙ジュエリー “KIRIE Jewelry” や切り絵 ・ 漆 ・ 金箔の、

3つの伝統工芸技術を用い、 繊細な和洋のデザインの透かし彫りで

アンティーク風にした “HAKU( 箔 )”、

そして金箔の下に見え隠れする黒漆を残す事で古代風にした “FUWARI (ふわり)” など、

それぞれの素材感にこだわり、 古代美術をインスピレーション泉としている

切り絵デザイナーならではのコンセプチュアルな世界観を表現している。

 

一方、 ファンタジー感溢れる売れ筋商品のデザインも手掛けている。

代表的な商品として、 逆さに開いたり閉じたりすることができる傘ブランド “CARRY saKASA”。

販売元であるインタービジネスブリッジとのコラボレーションにより実現した、

雨の日が楽しくなる月夜の傘は、 これまでにないアートとファッションの融合として、

日常生活の中で楽しむことができるアイテムとなっている。

 

そして最近では海外での作品発表にも積極的に取り組んでおり、 2019 年フランスのパリで開催されているファッション展示会 “フーズ ・ ネクスト” を皮切りに、 2020 年 1 月には、 同じくパリにて開催されている “メゾン ・ エ ・オブジェ” にも出展予定。日本の伝統工芸技術をファッション&インテリアアイテムに落とし込み、世界で発信していく。 切り絵デザイナータンタンの創作の世界はますます広がりを見せている。

​(繊研新聞 10月発行「PLUG IN TIMESより)

© 1998 Atelier TanTan

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